ホーム > 経営発達支援計画

経営発達支援計画

目的

 当所は、地域の総合経済団体として、地域産業の現状と課題及び大仙市総合計画等を踏まえ、今後10年程度の小規模事業者に対する長期的な振興策をまとめた。本計画は、地域経済を支える小規模事業者の継続的発展と地域経済の維持発展を図ることを目的とする。

 地域経済の維持発展は大仙市総合計画において根幹をなすものであり、市の施策の方向性に沿って連携を図りつつ経営発達支援事業を推進する。

  1. 地域に求められる存在として自社の強みを更に活かすとともに、域外への顧客獲得に向け経営分析、事業計画策定、実行、検証を行い「稼ぐ」小規模事業者を育成する。
  2. 小規模事業者にとって、人材確保は今後益々困難になることから、ITの利活用を推進し生産性の向上、効率化を促進し情報発信力の強化と時代の変化に即応できる体制を整備する。
  3. 既存事業者の経営の維持安定はもとより、地域に根ざした企業の育成のため、創業・第二創業者への支援と事業承継、後継者の育成を積極的に支援し、事業者の減少を抑制する
  4. 花火産業構想を中心として、新たな産業、雇用の創出と観光面において地域ブランドを最大限に生かした交流人口の拡大に取り組む。

実施期間

 令和2年4月1日~令和7年3月31日

事業内容

I 経営発達支援事業の内容

1. 地域の経済動向調査に関すること

 ビックデータや各種調査を踏まえた地域経済動向の総合的な分析を行い、小規模事業者支援の基礎資料として活用し、地域の現状と課題を把握する。

  1. 管内小規模事業者200社に対する景況調査
  2. 小売・サービス業を中心とした小規模事業者400社に対する短期経済観測調査
2. 経営状況の分析に関すること

 小規模事業者の経営状況を分析し、フィードバックするとともに、事業計画策定への活用と今後の事業展開の機会を捉える。

  1. 小規模事業者に対する経営分析
  2. 経営分析結果の蓄積
3. 事業計画策定支援に関すること

 事業計画策定の必要性を浸透させ、経営分析を踏まえた計画策定を伴走型で支援し、計画的事業を実行する。

  1. 小規模事業者に対する事業計画・事業承継計画策定支援
  2. 創業者に対する事業計画策定支援
  3. 創業等のセミナーの開催
4. 事業計画策定後の実施支援に関すること

 専門家との連携、経営指導員による定期的なフォローアップにより課題を克服しながら計画実行の向上を図る。

  1. 事業計画策定後の実施支援
  2. 事業計画作成者に対する定期的なフォローアップ
  3. 必要に応じた専門家の派遣
5. 需要動向調査に関すること

 域内外を含め、消費者及びバイヤーのニーズを的確に把握し、販路拡大や売上の向上に向けた調査を実施する。

  1. 商工会議所まつりにおける需要動向調査
  2. 首都圏や県外における大規模商談会での需要動向調査
  3. 関係機関との情報収集、分析体制の構築
  4. アンテナショップ等の利用による需要動向調査
6. 新たな需要開拓に寄与する事業に関すること

 小規模事業者の販路拡大、取引先の増加に向けて商談会、展示会などあらゆる機会を創出し継続的発展に向けた支援を行う。

  1. 地域内での売上増加支援事業の実施
  2. 県外への販路拡大事業の実施
  3. 首都圏での販路確保支援
  4. 物産展の戦略的展開

II 地域経済の活性化に資する取組

1. 地域活性化事業

 花火産業構想を基軸に、四季の花火の展開や関連するイベントによる交流人口の拡大と花火による新産業の創出と様々な分野への波及効果による地域経済活性化に取り組む。

ページトップへ