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まちの事業所訪問!

株式会社えがお さん を訪問いたしました

2012.07.16
株式会社えがお

株式会社えがおさんを訪問し、
三浦社長さんから
お話をうかがいました。

創業

なごみのさとに勤務していたとき、認知症のグループホームを担当し、認知症への対応に興味を持ちました。
なごみのさとを退職後、平成16年に「えがお神宮寺」を創業しまひた。


施設

当社が運営している施設は五カ所あります。グループホームは、神宮寺の「えがお神宮寺」、船場町の「えがお大曲」、大曲西根の「グループホーム杉矢崎」、花園町の「えがお介護センターひびき愛」「えがおケアプランセンター」、上大町の「デイサービスひびき愛」です。

株式会社えがお

力を入れているところ

社員の育成に力を入れています。社内には社員教育委員会を組織し、社員のニーズに基づいた年間計画を立て、目標達成や資格習得を積極的に応援しております。新入社員は実務経験3年で受験が可能な、介護福祉士を目指して勉強しており、受験者の合格率は100%です。5年の実務経験で受験可能なケアマネージャーも、正社員50名中、資格取得者は12名おります。また、社内で1年間の取り組みの介護実践の報告会を3月に実施し、報告会には大学から医師などの専門家を派遣していただき、指導を受けております。
また、金融機関や地域の認知症サポーター養成講座への講師派遣もしております。

うれしかったころ

この仕事をしていて一番うれしいのは、入所者の家族から社員がほめてもらったときです。「ありがとう」の感謝の言葉をいただくのが一番うれしいです。

将来の展望

2025年が日本の高齢化のピークと言われております。その時、私は70歳を過ぎておりますので、そのピーク時に活躍出来る人材を今から育てていきたいと思っています。また、事業内容についても、必ずしも現在の形式にとらわれずに展開できればと考えております。

趣味

趣味は読書です。時代小説が好きで、特に佐伯泰英さんの小説を読みます。始めて読まれる方にお奨めするのは、「居眠り磐音 江戸双紙シリーズ」が入りやすいと思います。

認知症について教えてください。

認知症は病名ではなく症状です。その原因は様々で大きく分けてアルツハイマー病によるもの、脳血管障害によるものです。治すことは難しくても、症状を進行させない方法や、認知症となっても穏やかに過ごすことは出来ます。高齢者世帯の七世帯に一人の割合で、認知症のお年寄りがいると言われており、ご家族が認知症かなと思ったら、悩まず、隠さず、当事業所や、大仙市の包括支援センター・医師に相談することが大切だと思います。
認知症にならないためには、規則正しい生活、頭を使うことが大切だと言われます。酒・煙草は良くないみたいですが、私はなかなかやめられません。

訪問を終えて

介護を受ける方の以前の仕事・生活様式などを理解し、人格や誇りを大切にして介護しているそうです。認知症の方は、記憶障害が非常に強いのですぐ忘れてしまったり、何回も同じ事を繰り返してしまうそうです。家族だったらイライラして、厳しく怒ってしまいそうになりますが、介護をする方は決して相手を否定せず、気持ちを落ち着かせてから、ゆっくり話を聞くことが大切だということが社長さんの話からよくわかりました。
社員の皆様はストレスを感じときもあることと思いますが、笑顔で接しているのが印象的でした。お忙しい中、ご協力いただきましてありがとうございました。

事業所インフォメーション

所在地 大仙市大曲花園町21番19号
事業所名 株式会社えがお
代表者名 三浦 豊
電話 0187-86-3030
FAX 0187-86-3031
url http://www8.plala.or.jp/eegao/

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